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芸術の森秋彩 090919

女性ボランティアの案内で野外美術館を歩いた、トンボを殆ど見られなかったのが不思議だった。
露天の諸作品の周りで紅葉が始まりだしていた。
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ついで美術館で土と炎の饗宴を鑑賞した。
美幌に住んでおられるという現役の女流作家から自作の象嵌壷の制作過程の解説をお聞きした。
一日10数時間も続く制作作業を淡々と語られ、自ら考案の工具を使っての解説実演もあった。
体力・気力・秘技公開に驚き、感激もし、同時に彼女を支えるご家族も偉いなあーと感心した。
最後に関口雄揮記念美術館を2年ぶりにお邪魔した。
何と画伯が去年の7月17日に心不全で85歳で身まかられたと知って呆然とした。
ここは埼玉在住のSさんから数年前に推薦されてから何回か訪れている。
2年前学友3人と京都永観堂禅林寺画仙堂に納められた画伯の壁画と襖絵を拝見して、
思わず涙したのを思い出した。
画仙堂に納められた旭岳など北海道の風景が基になった作品の下図や制作過程を
拝見したのもここの企画展だった。
関口画伯は厳冬期の道東原野で絵筆を取られ、画業へ戻るきっかけを得られという、
道東・道北の秋と冬をモチーフにした印象的な多くの作品もこの美術館で拝見した。
ご冥福を祈りつつ美術館をあとにした。
by hoshigarasu2 | 2009-09-19 20:35 | 風景 | Comments(13)
Commented by haruko_asakura at 2009-09-20 04:53
すべてが視点の着眼に感心しています。女性像とキリンは、初めて見ました。
睡蓮とススキが秋の風情を添えます。

行けなかったので、楽しませていただき、
有難うございました。
Commented by hoshigarasu2 at 2009-09-20 05:18
haruko_asakuraさま おはようございます。
見て頂き、温かいコメントまで頂き、有難うございます。
昨日はお姿を拝見できず残念でした。
芸術の森の手前の関口雄揮記念美術館では画伯の小学校時代の作品も
特別展示しています。
ついでのおりにご覧ください。
Commented by kazu7477k at 2009-09-20 09:04
芸術の秋を肌に感ずる画面構成、解説内容に関係しての感想も聞かせて頂き感激しました
 何時も表面だけでなく 奥まで探る姿勢に追い付くことの出来ない人間性を感じます
 これからもご指導ください
Commented by hoshigarasu2 at 2009-09-20 09:48
写真だけで伝えられる腕がないのでつい、あれこれ雑感を記してしまいます。
お恥ずかしい限りです。
今日も快晴、お出掛け日和ですね。
Commented by go3117 at 2009-09-20 15:39 x
hoshigarasu2さん 昨日はお疲れ様でした。数多くの画像を見せて頂き、その上格調高い解説も掲載頂き、感服しております。私は都合により12時のバスで帰りました。もう少し紅葉が進んだ時期に再訪しようと思っております。いろいろ教えて頂き有り難うございました。
Commented by hoshigarasu2 at 2009-09-20 17:23
go3117さま 昨日はお疲れさまでした。
いろいろ覗いて3時頃に戻りました、8000歩の歩行でした。
本格的な紅葉は10月にならないと駄目なようですね。
Commented by mitchi-jul at 2009-09-20 19:42
 昨日は、お疲れさまでございました。
私も美術館で「土と炎の饗宴」を鑑賞して、
女流陶芸家さんの製作過程を途中からお聴きし
次の予定がありましたので、3時すぎのバスで帰り
ました。また機会がありましたら、関口雄揮記念美術館も鑑賞したく思います。
Commented by hoshigarasu2 at 2009-09-20 20:01
mitchi-julさま お疲れさまでした。
象嵌の制作過程のデモは小生も始めて見ました。
想像以上にかかる時間とそれをやり続ける根気に感心しました。
やはり女性はすごい、偉いですですね。
関口画伯の作品、是非ご覧になってください。
Commented by nonko-mn at 2009-09-21 10:09
焼き物展の方に先に入ったのが間違いの元だったのですね・・・私
それで皆様はドンドン先に行かれて・・・でも私の足には自分流に歩く事が出来て良かったのかも知れません。
関口雄揮記念美術館は何時も気になる場所でした。
ツイツイ芸森でバスに乗ってしまい通り過ぎてしまっておりました。
退職した頃に木曽路を旅した事がありその時バスがトイレタイムで立ち寄った道の駅の傍に小さな小さな「東山魁夷美術館」を見つけ嬉しくて飛び込んだのを思い出しました。魁夷が美術学生の頃山で遭難しかけた時に土地の村人達が助けてくれたお礼にかなり沢山の絵画を村に納めたのだそうです。
それで造られた美術館だったと聞きました。
長くなってゴメンナサイ。
Commented by kktanpopo2 at 2009-09-21 20:44
芸森での撮影ではそれぞれ個性のある撮りか方ですね。
「ふたり」を一人撮るのは思いも付かなかったです。
小さな秋を見つけこの時期に相応しい写真ですね。

私も陶芸の制作デモ見ましたが根気のいる作業に驚きました。
今回は関口雄揮美術館へは行きませんでしたが以前
入館時、関口雄揮画伯が札幌に来ていて、京都画仙堂
の大きな襖絵の制作ビデオ見ました。
何時の日か実物が観たいと思っています。
北海道の風景が大好きで描き続けた作家で私の好きな画家の一人でした。
亡くなった時は新聞で見て、とても残念に思いました。
Commented by hoshigarasu2 at 2009-09-22 18:24
nonko-mnさま 写真を撮る時はバラバラになるから良かったんじゃないですか。
おっしゃるのは中津川の道の駅の美術館ですか、良い物があるそうですね。
何時の日か機会を作って何時か訪ねてみたいです。
関口画伯は魁夷さんに教わった事があったようですね。
Commented by hoshigarasu2 at 2009-09-22 19:54
kktanpopo2さま 後に見たい二つがあったので彫刻はあっさり見ました。
磁器の象嵌はよく見ますが陶器の象嵌は余り見たことが無く、ましてやその制作過程の実演は初めて拝見しました、記憶に残る有難い経験でした。
関口画伯にお目にかかられたとは実に羨ましいです。
小生は絵とビデオで見て、京都に飛んで行きました。
紅葉の真っ盛りだった事もあり印象に残る旅でした。
森山大道さんも北海道の30日の撮影でスランプを脱しられたそうですが北海道はエネルギーを沸かせる何かがあるようですね。
来月の後志美術館廻り期待しています。

Commented by M.T at 2010-09-25 16:37 x
関口画伯の検索をしていてここを訪れました。今、美術館では開館5周年記念展「関口雄揮の世界」をしていて10月31日まで特別価格の半額です。


極私的写真日記帳


by hoshigarasu2